安眠をやぶる、第三者とは。
- 2009-11-29(11:29) /
- 猫
ラクの定位置は、わたしの机の上。
オレね 毎日ここで寝るの
パソコンと~ 枕になる手と~ あったかいでしょダブルで

机の前にいさえすれば、タタタタッと走り寄り、机に飛びのる。
そして、すかさず腕の上に乗るのだ。
とてつもなく可愛いけど……。
すごくじゃま。すごく動きにくい。
もぉ~お仕事させてくださいってば~。
ん? ヒーターの前に瞬間移動か?
立ち尽くすオレ 今まで何してたんだっけ あ 寝てたんか

にゃん吉は、生まれて9か月ほどノラをやっていたから、ほんの少しの物音でもパシッと目を覚まして身構えるけど、生まれて1か月あまりで人間に保護されたラクは、寝起きがわるい。
起きてしばらくはいつもぼーっとしているし、食事の時間になっても、起き抜けだったら食べない。
ラク 毛繕いしてあげる こっちにおいでよ
ねえラク……(しばらく後で見てみたら、2匹ともこの姿勢のまま眠っていた)

とそのとき、外から猫の大きな鳴き声。
すぐに飛び起きて窓の外を確認するのは、もちろんにゃん吉で、ラクは寝たまんま。
声の主は、ピーちゃんである。
「お腹が減ったよ~」と言う。
えさをやる。
完食して、なおも呼ぶ。
今、毎日えさを食べにくるのは、外の子ではピーちゃんだけだ。
お父はたまにしか来ないし、どうやらひと通りの子育て(?)は終わったらしく、以前連れてきていたサビやクロは、全く見かけなくなってしまった。
にゃん吉とラクには、最初のころ、網戸ごしに「シャー!」とか「カー!」と言っていたピーちゃんだが、えさをくれる人間にはきわめて友好的。
外から帰ってきたときなど、どこからか走りよってきて「おかえりー! 待ってたんだよーっ」と言わんばかりに大声を出し、足もとにスリスリする。
この子はメスなので、そのうち間違いなく妊娠して、間違いなくこのあたりで産むだろう。
近所で、どんどんノラ猫が増えていく……。
猫好きでない人や、アレルギーの人だっているだろうし……。
猫自身、あまり増えたらサバイバルできないわけだし。
こうして縁ができたピーちゃんくらい、ダニの駆除その他をほどこし、不妊手術をさせるか。
このまま放っておくか。
ウチも 中で飛んだり跳ねたりしたいんだよね
2匹とも楽しそうだし お部屋はあったかそうだしさー

わたし的には、たとえ家猫にしないにしろ、面倒を見てやりたい(=不妊手術をさせる)気持ちは約98%。
猫好きのわりに猫に好かれない(しかしピーちゃんにはかなりスリスリされている)同居人は、「金がかかる」「ノラのめんどうを見ているとキリがない」とか言って、気がすすまない様子。
そりゃ、5匹も10匹も飼うのは、絶対に無理だけど……。
うーん……。
早く、ノラ界のために決断を下さなくては。