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日本の匠を訪ねる旅。

 流転の日々、DAY2 - 5。

 遠路はるばるロンドンから、写真家のTとアシスタントのJが送り込まれた。

 被写体は、”日本の匠”たち。
 無類の職人好き(笑)のわたしにとって、夢のような通訳のお仕事だ

 この道60年以上の包丁打ち(ほんとうは刀鍛冶なんだけど、需要がないので包丁を作っている)、数えて7代目の漆職人、伝統的な琴作り工場、化粧筆づくりのパイオニア。

 道を求めて日々精進している職人さんというのは、こうも謙虚で自然体なものかと瞠目させられた。

 誰も評価してくれない、裏や下地の部分にこそ心をくだく職人技。
 納得できるまで、鋼を打ち続ける忍耐力。
 新商品を出してしばらくすると、類似品が世界中に現れるのに、さらに工夫し続ける探究心。
 伝統が文化であると、工場を離れることなく社長みずからひたすら手を動かす姿。

 なんてカッコイイんだろう

 人生も同じだなぁ……。
 つい派手な人生に目が行きがちになるけど、有名になることやスポットライトを浴びることが成功ではない。
 魂を大きく成長させるために、日々、各自、自分のできることに挑戦し続けることが、何よりも大事なのだ。

 挑戦しているのか>自分

 と、カツを入れてみる……



 素朴な職人さんたちは「へぇ、わざわざロンドンから!」「あたしらみたいなんでいいのかね」と喜んでくれ、撮影は順調に進んだ。


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 ちなみに、こちらの包丁職人さんは80代のご高齢。
 「この機会だから、お願いしたいことがある」と言われ、何かと思ったら、「私はまぁ、近々死ぬだろう。そろそろ葬式の準備もしておきたい。ついては、Tさんに葬式に使う写真を撮ってもらいたい」と切り出された
 話を重くしたくなく「冗談半分だよね……」と二人に言ったら、Jは「100パーセント真剣でしょう、彼は」と断言。
 そうだなぁ、死を意識しながら、毎日、刀ならぬ包丁を打っているのだもの。


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 琴工場では、小5の社会見学と合流。
 子どもたちは、社長の講義よりも「ガイジンのカメラマン」に興味津々だった(笑)

 ここで初めて聞いて驚いたのは、「三味線などの芸事と違い、琴は、演奏してお金をもらうという考えとは無縁」という説明。
 演奏の上達を目指すだけではなく、立ち居振る舞いなどすべてを通して、自分の出す音を楽しみ、「自己を磨くため」に、琴を練習するのだという。
 そうだったのか……

 「お金をもらうために技を磨く」という芸事の中にも当然、自己鍛錬はあるだろうが、琴は最初から、そのためにだけある楽器だという。

 これもかなりかっこいいなとシビレた次第である。


 さて、上記の包丁職人さん宅は、山の中。
 帰り際、「裏の山で採れるから」と、何と松茸を手渡してくれた。
 びっくり仰天して「高価なものですから、いただけません」と辞退したのだが、ご高齢夫婦は「どうか食べてみて。今年は豊作なの。美味しいかどうかわからないけど」とあくまでやさしい(ToT)

 そんなわけで……松茸ご飯
 平日で、冷蔵庫に緑ものが何もなかったので、松茸ばっかりのご飯です☆
(実家に「持っていこうか」と電話したら、「うちはええから。たっぷり食べんさい」と母に断られたので、ご飯にもして、焼いて酒の肴にもして堪能いたしました)


香りよし、歯ごたえよし
老夫婦の真心でさらに旨し

201110261439000.jpg



 一転して、質素な家呑みおかず。

 豆料理クラブの今月の豆は、ひよこ豆。
 ひよこ豆なら家にもあったのだが、一緒に配布されたレシピに「おつまみひよこ豆」というのがあったので、早速やってみる。

 おぉ、うまーい☆

201110301428002.jpg


 作り方は簡単で、一晩水に漬けてふやかした豆を、漬け汁ごと1時間ほど煮て(わが家では当然、保温鍋に放置)お湯を切り、みじん切りのニンニクと一緒に炒める。
 塩、こしょう、バジルで味付けをし、粒マスタードをからめる。
 「火を止めてバルサミコ酢をかける」とあったのだが、そういうシャレコケタものはなかったので(笑)、代用で千鳥酢を少々。

 シンプルなメニューだけど、噛みしめると旨さがじわじわ出てくるような味わい。
 ひよこ豆なら水煮も売っているから、ぜひお試しください♪
(ちなみに、ひよこ豆の煮汁はおいしいので、カレーなどに転用できます☆)



 最後に、ねこねこクイズ
 この中に、猫は何匹いるでしょうか?
(こたえは「Continue Reading(追記)」へ)


201110200909000.jpg




☆ ☆ ☆ ☆ ☆

<お願い>
町田の猫たちが路頭に迷わないように、応援中。

残りの猫は12匹。その子たちのためだけに、一室を借りたそうです。
今後は飼い主さんがもらい手を探し、これまでのボランティアさんは撤退するようです。

ボランティアさんたちは本当に大変だったと思います。お疲れさまでした。
そして飼い主さん……もらい手探し、大丈夫かしら? はっきり言って、心配です……。
何もできなくて心苦しいです。

上記のようないきさつから、町田猫さんたちのネットでの窓口は、

ブログ『ねこしゃんしゃん3』(by バボさん)

へと変更になりました。
バボさん、すごい!
気持ちだけの応援で申し訳ないです……。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ねこねこクイズのこたえ。

布団の上(画面左方向)に2匹。
左から大ちゃんと、頭&脚の先っぽだけのラク。

布団の中(画面右なかほど)にしっぽ1本、わずかに見える。
にゃん吉です☆

合計3匹でした~
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アタシまで気持ちが豊かになった☆

風さまの魂が・・透けて見えるような記事でした・・
かなり・・心に響いたよ。
匠と呼ばれる人は、ご本人は世間の評価には何の執着ももってないのよね・・
対峙するのは己だけ。見据えた先には神の領域・・なのかもね。

世の中で、かっこいいと思われていた事が、実はカッコ悪いんだと気づかされる今日この頃のアタシ・・

松茸ご飯・・お昼食べたばかりなのに・・又・・吸い寄せられてますよ(爆)
実はね、昨日、この記事読んだのね!
今日のお昼ご飯に、シメジ使った炊き込み飯作った(爆)
「うちはええから。たっぷり食べんさい」・・との、お母上さまの声に・・アタシもじんわり癒されつつ・・シメジ炊き込み飯を食べたぞー☆

猫のクイズですが・・全員でしょ!!模様が違うもん。

No title

職人さん、かっこいいですねぇ。
いいものを作り続ける理由が自分の中にあるという、そういう感じがかっこいいなぁと思います。外部からの評価でも金銭的な価値でもなく自分が納得いくものを作るという作業は本当の志があるからできることなのでしょうかね。

ところで、こういった日本の伝統などは英語で伝えるのもかなり大変なのではないですか??
さらりと通訳のお仕事なんて書かれてますが、すごいお仕事ですよね。
私はいまだに通訳がほしい場面が多々あります(汗)

ノームさん

そんなふうに感じてくださって、嬉しい(≧▽≦)

今回の匠たちには、本当に短い時間だけど、学ぶことがたくさんありました。
こんな貴重な機会を与えられたことに感謝i-197

そうなの! 神性というものを感じさせられたの、彼らには。
つまり、特に何か宗教を重んじているわけではなくても、仕事に向かう中の、自然に自他(あるいは道具、素材、環境など)を大切にする態度が、まさに神を知っている、意識しているという態度そのものというような感じ。
試行錯誤しながら道を歩み続けている人というのは、自己との対峙=自分の神を育てる、なのかなと感じたりもしたわ。
アインシュタインも、「科学を突き詰めると神(人智の及ばないところ)に思い至る」といったようなことを言っていますよね。
やっぱりそうなのかと感じさせられた数日間でした。

ウフフ、しめじご飯を作ったのi-237
香り松茸、味しめじですからね、さぞ美味しかったでしょう♪
松茸ご飯も特別なだけに、「はぁ~ノームさんがうらやましい」と思いましたよ。
だって、料理を喜んでくれる友が近くにいて、呑んべぇ寿司を配ったりするでしょi-236
あれをやりたいのよねぇ(何かが美味しくできた時だけi-197

猫のクイズはねぇ……やっぱり3匹。
写真を撮ったとき、タミちゃんだけすぐ横のタワーのてっぺんにいたからi-185
陰になったラクの脚、そういえばタミちゃんっぽく見えるね(爆)

む~さん

そうなんです、評価の基準が人の目ではなく、自分の中にある、それがいいんですよね。
反対に、世間では、いわゆる見栄えがいいかわるいかとか、人が何と言うかなどで物事を決めたりすることが多いのかなと考えたりもしました。

日本の伝統というところでは、英語でも(素材など専門用語などを除けば)何とか伝わるのです。
この場合とくに、相手も写真家というアーティストですから、通じるものがあるんでしょうね。
しかし、一般のガイド的な内容は苦手なので、「◯◯市の人口は?」「2つの街の間の距離は?」なんていう質問は、すべてタクシーの運転手さんに丸投げ(^^;)
もうちょっと、世間的常識も常備しておかねばと思いました☆
(でも、「英国のロイヤルファミリーと日本の皇室は、どうもかなり違う。どうしてか」「広島や長崎の人は、アメリカを憎んでいるか」なんていう質問もあり、けっこう燃えましたがi-237

英語……む~さんは専門分野がおありですから、そちらは大丈夫でしょう!
姫たちを連れて動物病院に行くときなんかは、通訳がいるかしら(≧▽≦)

お久しぶりです☆タミちゃん、大ちゃん元気そうで安心してます。それにしても風さんは英語ができて羨ましいな。私なんか昔から大好きなイギリスのアーティストが今コンサート中だから、ぜひチケット取ってイギリスに行きたいとおもったけど、サイト見ても英語がダメで(ノ△T)日本に来てくれるなら、わざわざ行かなくていいけど。あ~一回でも行ってみたかった(T_T)英語のできる風さんが羨ましい☆以前スペインに行った時はツアーだから人まかせだし。ブルーな私です。

ミコさん

お返事遅くなってごめんなさい(>_<;) お久しぶりです! すっかり秋になってしまいましたが、ミコさんお元気ですか? タミちゃん大ちゃんコンビは元気ばりばりです(笑) イギリスのアーティスト? 誰でしょう。わたしはトム・ジョーンズが好きです(って古っ☆ しかもイングランドじゃなくてウェールズだし)スペインはいかがでしたか? 日本人にはスペインは、食も文化もわりと親近感がある場所ですよね☆ わたし個人的には、英語よりも何よりも、とにかく日本語が基本よねと実感しています。ミコさんもお体に気をつけてお過ごしくださいね!

スペインは数年前の話ですが楽しかったですよ☆イベリコブタの美味しさが忘れられません。私が行きたかったイギリスの歌手はジョージ・マイケルです。もう行くの諦めましたが(^_^;)いつか行けるかも…(^。^;)以前マドンナのコンサートを割と前で見たんですが、真っ白の脚に青いあざができてました。話は変わりますが、うちのレオ君が病気で8月に亡くなりました。可愛がってた分、淋しいですね(T_T)

ミコさん

おお、イベリコブタ♪おいしいですよね。わたしはスペインのマンチェゴというチーズと渋めの赤ワインも好きですi-237
ジョージ・マイケルがお好きなんですね~☆ 華やかな声がいいですね!
マドンナも間近でご覧になったんですか☆すごい(@.@;)
レオ君が……そうですか(T_T)家族の一員がいなくなるとさびしいですよね。
でもきっと、ミコさんたち家族を見守っていてくれると思います。
どうかまめ兄ちゃんほかみんな、元気で長生きしますように。

No title

私からみたら職人さんも”何とかっこいいんだろう”
ですが、通訳をしている風さんはもっとカッコいいですよ~。:)逞しい風さん。私もお金を稼げる通訳だ出来れば
いいのですが、私の叩き上げの英語では遠い道のりです。:)風さんは私の憧れですよ~:)

太っちょの母さま

あはは♪
かっこいいなんて、笑っちゃいました~(≧▽≦)
とにかく、自分の人生を自分なりに生きている人は、みんなカッコイイですよ☆

太っちょくん家では、新顔さんが保護されたんですねi-237
白美ちゃんはおもしろくないかもしれないけど、ホント可愛い!!
手間がかからない独立独歩タイプのおちびさんみたいだから、そのまま太っちょの母さんちの子になっちゃえ~(笑)
(愛情いっぱいの母さん&パパさんだから、そうなりそうな予感……i-236
プロフィール

風の宝瓶宮

Author:風の宝瓶宮
 20年以上暮らした関東から撤退し、瀬戸内海近くに移住。

 あるときから美しいノラ猫が家にいりびたるようになり、猫界のためと不妊手術を受けさせてから家猫となる。
 性別がわからないまま「にゃん吉」と呼び習わしていた、実はメス猫(現在4歳)と同居しています。キジトラ白なのかサバトラ白なのか微妙な黒茶の背中と長いしっぽが目印。

 その後、里親募集にて生まれて2か月弱のオス(現在3歳)が隣県から来てくれました♪ トルコのお酒、Raki(”ライオンのミルク”)から名づけて「ラク」。薄い茶トラ柄と金色の瞳の持ち主です。

 懸念の”先住猫 vs 新入り問題”はたった3日で解決、なんともラブラブな2匹となりました。

 2010年夏、現れたのが多美ちゃん(メス)と大ちゃん(オス)の双子台風。
 まず、里親募集の三毛猫ちゃんの写真に一目惚れ。お見合いをしたところ、天性の”人たらし”大ちゃんのオーラにもヤラレてしまい、2匹まとめて来てくれることに (≧▽≦)
(現在2歳。とあるドラッグストアに捨てられていた兄妹を保護主さんが引き取ってケアをし、「肉球生活向上委員会 With Wan」さんの仲介でわが家へ)。ちなみに多美ちゃんが三毛ちゃんで、大ちゃんはサバトラかな。

 あれよあれよという間にちびっこギャングのペースに巻き込まれた先住猫たちとは、なんと正味10日くらいでなめあう仲になっていました♪

 これでわが家の里親計画はひとまず完了……のはずが、断りきれない人づてに、2012年6月17日に、サビ以上黒未満の微妙柄のお嬢さんが登場。2012年4月末生まれで、現在2か月。
 父の日に来たからチーちゃん(またはチーチー、本名・千恵子)と名づけられました♪


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